Sunday, January 24, 2010

ひまわりの祝祭読んだ

藤原伊織 作 ひまわりの祝祭を読みました.
ドライな青年が死別した妻の面影を追って,死の原因に近づいていく物語です.死の周辺に漂う金と美がチラつきながら話は進んでいくのですが,その描写が妙味で,文字で絵を見ているような気持ちになる.詩的な表現とでもいうのでしょうか.きっと仏語でも英語でもなんでもどこの言語にしても同じ美しさを持ち続ける気がします.

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