Wednesday, February 29, 2012

権現の踊り子読んだ

町田康 作 権現の踊り子を読みました.6編,鶴の壺,矢細君のストーン,工夫の減さん,権現の踊り子,ふくみ笑い,逆水戸,で構成されています.
鶴の壺は,鶴の病院に行けない話.
矢細君のストーンは,石を置いてかれる話.
工夫の減さんは,無駄な工夫する話.
権現の踊り子は,権現市場に行って微妙な空気になる話.
ふくみ笑いは,ふくみ笑いで狂っていく話.
逆水戸は,偉いやつを殺してしまう話.
ざっくり言うと,こんな感じで,失態や狂人の話です.
ミステリーではないので,見落としなく読まなければならないという緊張感はありませんが,ふくみ笑いの徐々に狂っていくのか,もともと狂っていたのかわからない不気味さや,権現の踊り子の非常に微妙な空気感と緊張感は,なかなか緊張感があります.
文体は語ってる感じで,リズムがいいです.
アホな奴らについて,おっさんがしゃべってる感じです.

Monday, February 27, 2012

フォーマットの変換に時間かかりすぎだからプログラム組むことにしたと思っていたら遅かったのはやり方が悪かった件

大きめのデータをmayaを使って3d printerを使うためのフォーマットに変換しているのですが,その時間のかかりようにゲンナリです.何時間回してるのかわかりません.
待ってるのがアホらしいので,変換専用のプログラムを組むことにしました.
こんなことに,一日の大半使うってアホらしい.

と思っていたアホな自分.
現代でそんな遅いわけありません.
この手のフォーマットはだいたいバイナリとテキストがあって,高速なIOはバイナリでするものです.で,私は某maya様のライブラリなら当然バイナリだと信じていたのですが,MELで書かれたフォーマット変換コードはテキストで吐くものだったので,いつまでたっても終わらなかったわけです.
maxと併用してさっさと変換しました.
maxにobjで渡して,stlで吐き出しました.
インポートエクスポートが速いこと.
過去の自分に,酒飲みすぎて脳みそ狂ってんじゃないかと罵倒したい気持ちです.

meshlabとかいうオープンソースで変換しようとしたり,blenderで変換しようとしましたが,32bit verだったせいか,メモリ越えが起こって,変換できませんでした.

下らない処理に時間かかりすぎるときは,やり方を疑ってみるのがまともな神経と思考です.

Sunday, February 26, 2012

今日はびっくりするくらい何にもしなかった

だらしのない一日を過ごしてしまった.

Saturday, February 25, 2012

寝た

あまりにも疲れていたのか,かなりの時間寝てた.
もう休まずに研究し続けるなんて無理だ.

Thursday, February 23, 2012

きれぎれ読んだ

2作,町田康 作 「きれぎれ」と「人生の聖」 を読みました.
きれぎれも人生の聖も定評通り,意味不明を通した小説でした.

ざっくり内容を言うと,いずれもクズな男が何かするという話です.
ただ,頭に浮かんだことをツラツラ記しているのでしょうか,意味不明です.
 ただ,文のリズムが良く,局所的には意味が通る文章であるから,なにか不思議と読んでも苦にはなりませんでした.
意味なんてもともと考えて読むのが馬鹿らしくなりますが,魅力はあります.
文章だけなのに,声を聴いているような文体でした.

私は人生の聖のほうに特に面白みを感じました.
これは完全なるクズ野郎の話なのですが,何かシンパシーでしょうか,誰もが妄想してみる馬鹿なことばっかり書かれています.
ゾクゾク感は皆無ですが,知っておいても悪くないかも,です.

Wednesday, February 22, 2012

正方形チョコレート

チョコレートでよく聞く「カレ」は,フランス語での正方形という意味なのね.

Monday, February 20, 2012

思い出はボーリングのスコア40

死んだ友人が言っていた.

チーズを食べた.
カレーを食べた.
口の中はチーズはなくカレーだけ.
体の中ではチーズカレー.

悪いことした.
良いことした.
気分は良いことしただけ.

maya mental rayでメモリに制限かかってレンダリングできなかったら

走らなかったら次の3ステップで走るかも.
① 左下のMEL欄で
select mentalrayGlobals;
と叩く

② 追加のアトリビュートのタブをクリックし,開いたタブの
自動メモリのチェック
を外す

③ 自動メモリのチェックのすぐ下の
メモリゾーン
を高くする

ちなみにメモリ制限でレンダリングできないときの警告は,
(Mayatinr.script): Computed memory limit of -XXXMB is below threshold, setting to XXX MB insread

XXXはたぶんものによって違う.知らんけど.

Saturday, February 18, 2012

キャパ嬢

単語ジェネレーターというので,適当に単語を吐き出させて,局所的に文になるようにつなげても全体としては意味不明の極みであり,滑稽の骨頂のような文章ができあがることが何となくわかってきました.
意味不明を良しとする文化が世の中にはありますが,私はそんなところでは生きていけないです.
試験的に適当につなげる遊びをしてみましたが,首尾一貫の重要性を再確認するだけでした.
何か変わるかと思い期待した自分にがっかりです.


話は変わるけれど,人の許容の範囲ってのはとことん違うのだと教えられました.
歩きたばこする人に注意すると,注意された人は非常に気分を悪くするだけで,決して歩きたばこをやめません.
かと思えば,歩きたばこする人は,パチンコ狂にパチンコをやめろといい,パチンコ狂がやめないと,あいつは狂ってると言います.
10人がいて,A君が馬鹿なこと言って,8人はハハハと笑ってることに,B君が,空気読めよ,と言って,8人の笑いがとまるなんてことは多々あります.

いきなり何の話だと思うかもしれませんが,最近そのような尺度の違いに辛い思いをさせられたので,愚痴ってみようと思いました.
私が巻き込まれたのは,広島と大阪のお好み焼き,どちらが本物のお好み焼きかという話です.
二人のおっさんが言いあいしていたのですが,そこにたまたま絡んでしまいました.
絡んでとたん,どっちが正しいお好み焼きか聞かれて,私は間違った答えを返してしまいました.

ぼくは京風ネギ焼きが良い.

そのせいで,お前は狂ってる,そんな話していないと罵られてしまいました.
確かに私はアホなことを言ったが,そこまで言われることだろうかと今でも思います.
全く不思議でしょうがありません.
人は人のことなんてわかりっこないんだから,もう少し許容していこうぜ.と思います.

辛いことは続く

長い道のりだった.
ずっとやっていることなんだけれど,全く進まないって感じることもある.
でも,感じとは反対に,中身は意外と進んでいたりする.
だから,休むなんてことは恐ろしくてできない.
止まることが非常に恐ろしい.

でも止まらないことも恐ろしい.
知らずにしんしんと降り続く雪は,今も止まずに道路を白に埋めている.
白くなっていく道路を見ると,まるで自我が崩壊する前のオナニー野郎を見ているようだ.
本当に恐ろしい.

キャツの言動が不安になってきた.
意味不明な言葉は続く.
「ちくわ」とおもむろに言葉を放って,パンを食べる.
キャツは想像するだけで,所望の味を想像できるらしい.

かと思えば,「ほらエロいだろ」と微妙な表情で聞いてきたこともあった.
私も最近すごく疲れているが,彼も相当疲れているのだと思う.
何が何だかわからない.
まるで町田先生の「きれぎれ」の世界だ.

そうこう考えている間に,時間は過ぎる.
こたつに入りながら,妻の顔を見ている幸せものもこの世にはいる.
一方,下中君のように定規で髪型を整えるふりをして喜ぶという不幸もあったりする.
世の中同じ時間を生きているのに,違いすぎて,何がこの世なのかわからなくなる.

「鮭の季節はとっくに過ぎたけれど,今は酒があるね」なんて言ったりして喜んでいる,不幸な幸せ者もいたりする.
どうでっしゃろ?と聞けば,面白い答えが返ってくると期待する者もいる.
イーアルサンスー,なんでやろ,いろいろ上の句になりうる言葉が氾濫している.
下の句のバリエーションは多くなり,面白いことを言わなければ,止まってしまう世界だったりする.

生きることは辛いことだ.
探偵に頼んでも,探している人や物を見つけてくれるとは限らない.
もう後はさっさと終わってしまえばいい.
全部ラーメンになればいい.

Tuesday, February 7, 2012

北陸の山の中.
しばらく降り続いていた雪が雨に替わり,多少の気温の上昇を感じさせてくれる.
しかし,またすぐに雪に戻るらしい.
今年は本当に雪が多いようだ.

2年前,目黒駅近くの飲み屋で夕飯を食べているときに,隣のテーブルからおかしな会話が聞こえてきたことを思い出す.

「来年は来ますかね」
「いや来ない.再来年だ」
「何でです?」
「だって,雪が足りない」
「再来年は十分なくらいに降るんですか?」
「たぶん降る.シミュレーションしてみた」
「コンピュータも使えるんですね」
「少しだけね」

言葉遣いなどの詳細は違うだろうが,このような内容の会話だった.
ほかの会話は気にならなかったのだが,この会話だけは印象的だったので覚えていた.
印象的な理由は,かなり奇妙な話だったからだ.

少しコンピュータを使えるだけで,今年の大雪を予測できるだろうか.おそらくできない.
大気の流れを計算できれば,前線がどこにあるか予想でき,そこからいつ大雪が降るのか,概ね予想できるだろう.
しかし,大気の流れを知るためには,広範囲にナビエストークス方程式を解き,地球の表面の状態を与える必要がある.しかも2年後の天気を予想するほどの精度を保ちながら.
とてもじゃないが,コンピュータを使える普通の範囲を超えている.
そんな内容をさらっと飲み屋で言ったのだ.
非常に気持ち悪い話で,印象的である.

さらに奇妙なのが,大雪が降ることで,何かが来るという内容だったことだ.何が来るのか全然わからなかったし, 十分な雪によって訪れる何かが想像つかない.

なんだかミステリーチックな話ではあるなぁ,と楽観的にその時は思っていたが,実際に大雪が降った今,そのことを考えると非常に気持ち悪い.

ふと,そんなことを思い出し,友人のGさんに,この話を聞かせてみた.

すると彼はキャラメルを一個,ポケットから取り出し,こちらに見せてきた.

「ここにキャラメルがある.食べるか?」
「いや,いらない」
「そうだろう.つまりそういうことだ」

なにか知っているような顔でそんなことを言い出した.
残念だが,私の友人は,狂っているようだ.きっと仕事が忙しすぎるのだろう.
などと考えていると,Gさんは続けて,ざるを机の上に乗せて,キャラメルをざるの上に乗せた.
何か儀式めいたことをするのかと思ったが,何もせずにざるの上のキャラメルを見つめていた.
普段から気持ち悪いのに,今日のGさんはそれ以上の何かを物語っている.

「カステラ」

ざる上のキャラメルを見つめてカステラという言葉を発した.
なかなかマニアックな見方だ.

「カステラは紙が付いているだろう.紙は食えない.キャラメルは食えるがざるは食えない.それはカステラを意味する.」

非常に強い口調でGさんが言ってきた.
私は「なるほど」以外の言葉を発することができなかった.
そのあと何事もなかったように,Gさんはプログラミングの仕事に戻った.
きっと私が鬱陶しかったので,適当に言葉を発したのだろう.

しばらくすると,隣のせいからグーグーといびきが聞こえ始めた.
Gさんが寝始めたのだ.

それからまたしばらくすると,こんな寝言言い出した.

「おやすみ中華鍋.
フォークリフトの瓶詰を証拠品としてもってきたよ.
熱のこもった木の実を食べれば君も正常だ.
ほら,それが証拠に,今まで泣いてた彼が笑顔だよ」

Gさんはどんな夢を見ているのだろうか.
大雪で呼ばれた何かがGさんをおかしくしてしまったような気がしてならない.

Saturday, February 4, 2012

たまに見る夢

最上階である7階の美術室に行けと言われて,今いる階段から6階までのぼり,6階で家庭室を抜けて反対側の階段に行って,7階に上がって美術室に入るという夢をたまに見る.
古い小学校のような学校で階段をのぼる夢.
美術室には巨乳の女がいるんだけれど,なにこれ?