Tuesday, September 11, 2012

俺なら箸を折って使うわ

ボクは仏教の説話が好きで,特に天国でも地獄でも腕より長い箸で食事させられるという話が好きだ.
あれは優しさだけでは何もできないとボクらに教えてくれている.

地獄では自分ばっかり食べようとして物を食べれないが,天国でも相当な腕力がないと人に食べさせることもできない.さらに,力の入れ具合を間違えたら相手を箸で刺しかねないため,天国であっても食事がまともにでないと容易に想像ができる.
天国で食事を快適にするためには,力が強くて,信用できる人間たちだけで群がって,それ以外とは決して付き合わないという方針で過ごすしかない.
この世でいうなら,ゴミとは付き合わず,自分もゴミになるなということだと思う.

このように説話を見ていると力が弱い人に対して批判的な書き方が多く感じたりする.箸がものすごく軽いなどの妙な条件をつけることで優しい話になるけれど,まともに考えると多くの場合においては非力は邪険に扱わられる.

だから,人は幸せになるために強くなければならない.
でも,強くなるのは容易ではない.
トレーニングが必要だ.
トレーニングも簡単じゃない.
ランニングやスイミングから始めようにも関節への負担が大きいため,故障の原因になりやすい.
さて,どうしたらいいかというと,自転車がいい.
あれは,怪我が少なく,負荷の調整もしやすい.
自転車で運動する習慣をつけて,徐々にトレーニングの負荷を上げていけば精神的な負担が少ない.
ただ,それでもトレーニングの強度を調整するのは知識がいる.
そこで用いるのが,某榎本君が研究中の運動強度を適切に設定してくれるシステムだ.
他人のネタなので詳細は省くが,彼のテーマはとても興味深い仕組みを構想している.
このようなシステムを使うことで,生きている間に健康的になれる上に,死んだ後も屈強なメンツで群がって生活できる.
(仏教的に)死んだあとにも効果があるシステムを考えているなんて,本当に榎本はすごいやつだと思う.

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