Siggraph 2009で発表されたSolenthalerさんとPajarolaさんの流体シミュレーション手法の論文Predictice-Corrective Incompressible SPHはすばらしいと思った.
これまでのラグランジェパーティクルを用いた流体シミュレーションでは,濃度が指定した濃度より濃くなることがあり,濃度を一定に保てなかった.
この論文では,濃度が指定した値以上に高くなると,プレッシャーを積算し,次のタイムステップでの濃度が一定になるようにする.これにより潰れることがない流体シミュレーションができる.
この論文の素晴らしいところは,この計算方法を実装するために,これまで書いたSPHのコードをほとんど変更しないでよいことだと思う.
プレッシャーの一部を書き換えるだけで,そのまま動く.はず.すばらしい.
が,ひとつ問題を発見した.
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