デブ化とは恐ろしいもので無自覚に起こってしまいます。
痩せるために運動しよう!短時間で効果を得るために、負荷用のダンベルを買いました。これで少し代謝のいい体になればと願います。
と思って即行動して、さっそく使って、腱鞘炎になるという。
さて。運動はあきらめてmental rayのshaderの作り方を書こうかな。
と思ったけど、献血の話をします。
久しぶりに献血に行きました。
2か月ぶりです。
今回は有楽町の交通会館6階の献血ルームで抜きました。
献血ルームでは、受付をして、問診して、血圧測定して、診察を受けて、血液検査して、本番して、休憩でアイスクリームを食べるという順序でことを行います。まるでフランス料理のフルコースのようです(いみふ)。
ルーム内を見渡してみると、いる人に共通点があるように思えます。
まず男性。若い人はあまりいません。おじさんばかり。だいたい黒以外のスーツを着ています。茶色が多いでしょうか。ラフな格好の人はいません。仕事中なのでしょうか。体型はでかい人が多いです。細い人はいません。デブではなくでかい。ほとんどのおじさんが、女性を目で追っかけています。気持ちはわかる。
次に、女性。ヒステリックっぽい系統と巨乳の系統に分かれます。ヒステリック系は細めで血液検査の時点ではじかれて帰らされています。通るのはだいたい巨乳。デブではなく巨乳。もしかしたら詰め物かもしれないけれど、検査を通る人はそういう人です。単に健康的というだけかもしれません。たまに美人もいます。
そして変なやつもいます。今日はヨガの雑誌を見ながら、その場でヨガらしい動きをしている人がいました。血流を良くして献血に挑むというつもりだったかもしれませんが、残念ながら血液検査ではじかれていました。なんかが多いのでダメと言われていました。多くてダメってなんだろう。結構食い下がっていましたが、いったいなんだったのだろう。
血圧測定。平常。うーん。不摂生のくせに生意気な。
診察、血液検査、全く問題なくクリア。生意気な。
そしていよいよ本番。
今回は成分献血です。
太めの針が血管に突き刺さります。
地味に痛いです。
その痛みが1時間近く続くのです。
看護婦に、痛みはないですかと聞かれて、痛いですけど、と言っても、別に通常通りの痛みなので、なんかモゴモゴ言ってそれ以上言えず、単に時間が過ぎるを待ちます。たまに看護婦さんたちと仲良くお話ができたり、良いことになったりします。たまに。それだけで献血に行く価値があるように思えるのですが、それだけではありません。成分献血が面白いのです。
成分献血とは、出て行った血液から、採るべき成分だけをとって、ほかは体に戻します。出たり入ったりを数回繰り返す献血法です。
一回出た血液を体に戻すとき、なんだかスーッとするのです。血液の温度が違うのか、成分が異なるのか知りませんが、なんとも言えない爽快感を持った血液が腕の中に入るのがわかります。胸のあたりまでスーッとするのが面白いので、通う人が続出するわけです。
妙な爽快感を1時間近く味わえるなんて、献血くらいです。本当にたまらん。
とブツブツ唱えていると、献血が終わります。
終わったら、計測後の血圧を測ります。今回は、献血前とほとんど変わらずでした。
最後に、休憩です。
ここではアイスクリームが食べれます。
前はハーゲンダッツでしたが、今はレディボーデンです。ぼくは幸せです。
で、休憩を5分くらいしたら、さっさと身支度して帰ります。
だらだらと2時間くらいお菓子を食べて過ごす人もいるようですが、わざわざデブのもとを食べる必要もなく、さっとでます。
ここは有楽町の交通会館。つまり、「むらからまちから」だったかなんだったか忘れましたが地方からうまいものが集まる店があります。ここでは日本酒の試飲をしています。献血の後の酒は、効果が絶大なので、試飲だけでかなり気持ちいいです。その気持ちいい状態で、ものを買うわけですから、店にとっても気持ちいいわけです。自分でも何を言っているかわかりませんが、とりあえず気持ちいい状態になれるのです。
腕に包帯を巻いて、中二病のような容姿の自分に満足です。
月が赤いです。
最後に、全然関係ないですが、十ゲーム十ゲームのナイツの漫才が面白いです。道尾秀介の小説のような勢いがあります。今日もいい一日でした。
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