Thursday, May 23, 2019

紀土 純米吟醸酒 夏の疾風

(追記あり)

前から紀土は好きだったので、夏の酒の純米吟醸酒 夏の疾風を試しに購入しました。
4合瓶で1200円くらいでした。詳細書かれたレシートを捨ててしまって不正確です。

瓶を包む透明な袋に入っています。

このシートはUVカットらしい。
それを脱がします。
KIDと文字がエンボスされています。これはかっこいい。
アルコール度数15度、精米歩合は麹米50%、掛米55%です。

透明な瓶なので、色はほぼ透明なのがまるわかりですが、注ぎます。


マイルド。
飲み口はすっきりしながら、若干の甘みが残ります。

好みじゃないです。
結構、キッドは好きなのですが、これは味がぬるすぎます。
好きな人はたまんないんだろうな、という感じです。

(追記)
口開けから二日ほど置いて、飲んでみたら驚きのうまさ。甘みが引き立って、めちゃくちゃいい。マイルドな感じは変わらないけれど、もったりとした甘さが前面に出てきてなかなか良いです。
酒って変わるからなぁ。

Saturday, May 18, 2019

限定のシマアジラーメン

ぼーっと過ごしがちな休日ですが、今日は外に出てみました。
というのも、ラーメン屋に足を運んでみました。
きっかけはひょんなところから生まれます。
今回は、とある情報からでした。
かなり仲のいいあるラーメンオタク匿名希望さんから、錦糸町の某ラーメン屋 麺魚にて、限定のシマアジラーメンがあるという情報をいただきました。
鯛ラーメンで有名な店がシマアジで自信作ができたということで非常に興味深いです。
期間限定、数量限定というのもあって、さっそく向かってみました。

徒歩と電車で移動時間1時間ほどの場所にある店でちょっと億劫になりがちな距離ですが、小生は限定のラーメンには目がなく、そういう情報を聞きつけるとよほど都合が悪くない限りむかってしまいます。

土曜の電車は久しぶりです。
平日とは異なり、気合の入った方々が多く、さらに、ちょいと先日から暑くなったのもあって、露出多めです。
かくいう小生も、タンクトップに短パンというスタイルで、それらに並んで露出多めです。

錦糸町へは、地下鉄の半蔵門線を使って到着したのですが、着いた途端、駆け出し、改札に向かうエスカレーターを歩く人が数名いました。
そこで小生は直感しました。
彼らは同志である、と。
きっと限定ラーメンのために、急いでいる方々だろうと。
彼らに負けては数量限定でなくなってしまうかもしれない、と思い、そのいきりたった物々しい雰囲気に、小生もつられて階段を1段飛ばしで上がりました。
そこで息を切らしていては、いけてる中年としては失格です。
今どきの中年は、はっはっと息を切らさずに、深いため息のような呼吸で呼吸を整えるのです。
そのまま階段を上がり切り、よし!先頭と並んだ!と思い、そのまま改札を速足で抜けました。
すると、あらら、そちらじゃないよ、という方向に同志たちは向かいます。
どうやら本当の同志ではなかったらしいです。

しかしこのままでは、ただ限定ラーメンを食べたいだけのいきった中年が錦糸町半蔵門線駅内のホームから改札までの階段を急いで上がっただけの構図になってしまいます。
ちょっとだけ恥ずかしい気持ちになりましたが、もし指さされて、あの中年の人、いきってると言われても、同胞は散ったと言うことにしました。
ま、同胞は少ないほうがいい。並んだときは敵同士だからな、と思い、店舗に向かいます。

麺魚は、駅近くのパルコにもあるらしいですが、限定ラーメンは本店のみです。
本店は錦糸町駅からちょっとだけ歩いた場所にあります。

すたすたと無駄のない動きで、本店に向かいます。

本店50m手前です。
列が見えます。
ん!
外に数名並んでる程度でした。
よし、限定ラーメンが食えるかもしれない!とこの時思いました。
ついたときに、列がえげつなかったら食えないと思っていましたし、麺魚の限定となると、列はできるだろうとも思っていただけに、これはうれしい誤算です。
さっきの同胞もどきもいませんし、余裕で列に並びました。
このとき時間は、12時になったところです。

待って5分程度で店内で食券を買えました。
今回の限定ラーメンは食券を店員に渡すときに、限定ラーメンである合言葉「シマアジで」ということで、食せるものです。
この日で選べる限定ラーメンは、淡麗シマアジ100%ラーメンとシマアジ油そばだけです。
いきっている小生は、濃い目のを食べたいと思い、スープが絡んでいる状態のシマアジ油そばを購入しました。
それとほぼ同時に、店員に、例の合言葉「シマアジで」をやりました。
店員はやさしい笑顔で、後で伺います、と返しました。
前の人の食券も回収できてなかったようです。失礼しました。

そんなこんなで、店員にシマアジ油そばの注文もでき、待つこと5分で席に座れました。
隣には、観光客らしき選手が並んでいます。
私のシマアジ油そばに先行して、先に席についた観光客らしき選手(女)のもとに品が運ばれます。
キャッキャッと話していますが、翻訳すると非常においしいラーメンだと言っているようです。言葉はわかりませんが様子で非常に高評価なのがわかります。
ちなみに、彼女らは限定ラーメンではない、鯛ラーメンを食べてるらしいです。
それ、うまいよね!とウィンクで合図しました。
若干ひかれた感触はありつつ、そんなことで動じる小生ではありません。
このあと、小生のもとに、限定ラーメンであるシマアジ油そばが来るんだからね!

と、その接触の直後に店員様が、シマアジ油そばでーすと、着丼。
その様子が以下です。
うーん、素晴らしい質感です。見た目だけで、正義を感じます。
これは撮影して記念にしよう、と思いました
今、小生が死んだら、これを慰霊碑に印刷してください。

小生ひとりで着席したせいもあって、息もつかさず、がっつきました。
おいしい。
香りは、あー、ちょっとだけわかるおいしいアジの味だ。でも生臭さがない、青魚系の旨味だけが濃縮されて、ここに存在しています。
小生、感動一回動きが止まりました。

となりの観光客が小生の反応に若干ひいています。
でもいいんです。そんなこと気にしません。

油そばだったのですすれないのですが、ふっぅふっぅという感じで食べていきます。
割りスープ用のシマアジスープもついてきて、それをちょっと足すと、またそのスープのおつで、ぐっと香りが引き立ちます。
あー、良い。

一気に食い切って、結果10分で完食。
麺の量もよかったし、最高な味わいでした。
青魚好き、そして、限定好きの小生にはたまらない一撃となりました。
たまらなくおいしい、いつも食べたい味でした。
いつも食べたいけど、限定品というこの感じが小生の報酬系には良い刺激となり、この店は要チェックのリストに入りました。
いやーすばらしかった。

後日談で、このかなり仲のいい匿名希望さんが情報だけ提供して同席してこなかった理由に、尾てい骨骨折して、手術で来れなかったというのがありますが、詳しくはまた別の記事で。

播州一献夏辛純米

スカイツリーのはせがわ酒店前を通りがかりに、試飲会をしていたので、ちょっと寄ってみました。
試飲したその流れで、播州一献夏辛純米を購入しました。
購入理由はさっぱりとしておいしかったからです。

帰ってさっそく開封。

アルコール分14度、精米歩合60%です。
札がかかっていて、蔵が燃えたということが書いてあります。
大変だったんですね。
注いでみます。色は無色透明。

一口飲んでびっくりした。すごい新鮮な味の日本酒です。
うまい。
微発泡感がないのに、微発泡かなと思うくらいにキレてる味です。
やわらかい酸味が素晴らしい。
鼻から抜ける香りも素晴らしい。
ほんのりとした甘みも素晴らしい。
アルコール分14度でちょっとやわらかいので、キレながらして、旨味を邪魔するアルコールの苦みがなくて良いです。
濃い奴が好きな人にはちょっと物足りないかもしれませんが、絶対おすすめ。
4合瓶で1404円税込です。
買い。

Sunday, May 12, 2019

鷗樹(おうじゅ)生酛純米酒

ふと、生酒ではないほうの鷗樹も買ってみました。
アルコール分15度、精米歩合65%です。


蓋には清酒の文字が書かれています。生ではない。

ほぼ透明です。写真の気泡は注ぐときに出来ただけで、微発泡ではないです。

生酒でないだけあって、辛さが鼻から抜け、その辛さもそのまま舌に残ります。
甘さなし。じんわりとした甘さすらなし。
微発泡感はないですが、炭酸水を飲んでるようなさわやかさがあります。
純な酒で、これまた、すごいです。
辛くてうまい水。

4合瓶で1100円+税です。
値段を考えるとかなり良いです。
生かこちらのどちらか1本しか買えないなら、生のほうが面白いです。

千代むすび 純米 強力 60 原酒生酒

ちょっと前から気にはなっていたのですが、手を出さなかった一本があります。
千代むすび 純米 強力 60原酒生酒です。
無濾過原酒生という強めのラベルがついています。

アルコール度18度で精米歩合60%です。この表示から強めの波動を感じます。



色はほぼ透明です。


一口含むと杜氏の魂を感じます。
微発泡感があり、辛くて、香りが強くて、さらに香りが良く、舌に残る味わいが生酒感際立つ甘さで、鼻からは「私は日本酒です」という主張が抜けていき、飲んだ後の一息がこもった空気を出すような清々しさがあります。これはかなりうまい日本酒です。
ただし、日本酒嫌いは飲んではいけない酒です。
値段は4合瓶で1300円+税。コスパ良い

Monday, May 6, 2019

残草蓬莱(ざるそうほうらい)純米吟醸 Queen 槽場直詰生原酒

半分だけ日本酒中毒の私には水すぎて面白くないと思いましたが、たぶん多くの人がハマる酒です。飲み進めていくと、酸味が感じられて、結構面白いです。キンキンに冷えてると、飲み口はうまい水。
残草蓬莱純吟Queenです。
厳かな蓋がついています。
 裏には、注目度125%。
 アルコール分12%、精米歩合60%です。
 厳かな蓋を取ると、厳かな蓋が出てきます。
 色はほぼ透明。写真には写らないですが、若干発泡しています。
微発泡感があります。飲み口は、かなりうまい水です。なにこれ。すげー。でも面白くない。
コメの味はありません。すっきり爽快。追って甘い香りが来ますが、それもほんのり。
面白いけど、面白くない。良い品だとわかるけど、水すぎる。
バランスはすばらしい。
買ったほうがどうしたらいいのかわからん酒です。新しい道なのか、それとも既存の水路線なのか、よくわからんけど、うまい!
4合瓶で1400円+税。買いといえば、買い。酒好きが集まったときに1本ないと寂しいかも。

鷗樹(おうじゅ)生酛純米酒 生原酒

取り扱っている店が少ないという一本です。
鷗樹。買った店の主人曰く、「かなり真面目な杜氏が作ってます」です。
アルコール分15度、精米歩合65%です。
 裏にはいろいろ書いてあります。
読む気が起こらないので、興味ある方は読んでください。
 蓋には、「生」の文字が。
 色は透明。美しい。

口に含んだ瞬間は、水かな、と思うくらいあっさりしていますが、少し後に独特の酸味と苦みが追ってきます。シンプルにそれだけ。生酒の甘みもしっかりしていて、これ、素晴らしいです。
4合瓶で1200円+税です。
買いです。

Saturday, May 4, 2019

ヌメロシス サケ エロティック 生酛

さとちゃんの紹介で知ることになったヌメロシス。
香りが弱めですが、微炭酸で辛口ですっきり美味しい酒です。
旨味もありますが、ワイナリーで作られた日本酒ということで、レアっぽさが心をくすぐります。
名前のエロティックって何。

はじめは透明フィルムがついていて、ラベルが保護されています。

コルクの周りもコートされています。


フィルムをはがした様子がこんな感じです。


 なんかもろもろ書いてありますが、よっぱらにはどうでもいいので、こんなものは読みません。酒がうまければいいでのです。情報を飲むのではなく、酒を飲む、の精神です。
重要な情報だけ読むと、アルコール分16度、精米歩合59%です。

 おしゃれな感じです。
注ぐと、小さな泡が見えます。微発泡であることがここで分かります。
味は、淡麗という感じです。濃い人には濃いかもしれませんがすっきりです。
口に入れた瞬間、微発泡感が舌先を刺激して、辛めの白ワインかと思うような味わいが追っかけてきます。そのあと、アルコールの苦みが舌の奥までふぅっと来て、しばらく残るような味です。
口から息を吐くと、生酒のフレッシュ感が隠れていることがわかります。口から息吐くときに眠っていた香りを認識するような面白みがあります。
バランスが良い酒だと思いました。
4合瓶で2000円くらいだったと思うのですが、詳細は忘れました。
なかなかおしゃれな味で、おもしろいので見つけたら買おうかなという気持ちになります。

YATAGARASYU 純米吟醸 生酒

不思議な酒を買いました。
YATAGARASYU純米吟醸生酒。ぼちぼち買ってる八咫烏のバージョン違いらしいです。


アルコール分16度、精米歩合60%です。

 4合瓶でいくらだったろう。1500円くらいでした。わかったら追記します。

甘い酒でした。甘い。かなり甘い。そして、フレッシュ感があります。
舌に残る苦みもほんのりで旨味。
色は若干黄味ですが、ほぼ透明です。

ここまで甘いならもう少し酸味がほしいです(わがまま)。

レモン果汁足してみたのですが、ちょっとこれじゃない感です。どうしたら理想の酸味を足せるのだろうか。

Wednesday, May 1, 2019

斬九郎 山廃純米生原酒

いつもの酒屋で、知らない酒を飲もうかなぁ、とつぶやいていたら、案内された1本が斬九郎でした。
4合瓶でいくらだったろう。後で確認出来たら追記します。1500円程度だったはず。
追記:1400円+税でした。

山廃純米ということで、酸味に期待です。



生酒アピール。わかりやすくて良い。

アルコール分16度、精米歩合65%です。

注いでみると、ちょっとだけ黄色いです。美しいです。
生酒らしいフレッシュ感があります。
口に入れたときの酸味が特徴的な酒です。
ほんの少しの発泡感があって、じわっと、苦みが追ってきます。
期待通りの山廃純米感。酸味が素晴らしいです。ずっと飲んでいたい味です。
素晴らしい味わいです。