角田光代作 八日目の蝉を読みました.
すごく簡単に言うと,既婚男性の超ダメ男に人生狂わされた女性が,その男性の娘を無計画に誘拐して,育てるのだけれど,4年程度で捕まって,みんな不幸になったという話でした.
2章建てで,前半は,子どもを誘拐して育てる話で,後半は,その娘が大人になって,過去を振り返りながら,別のダメ男の子どもを妊娠して,旧友と過ごす話です.
非常にむかつく話で,不倫ってダメだなぁとか,やっぱりダメな男は女もダメにするなぁとか,不幸は感染するなぁとか,感じます.
自分が関わった人には辛い思いはさせないようにしよう,と思わせる作品です.
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