町田康 作のくっすん大黒と河原のアパラの二編を読みました.
というのも,この二編はくっすん大黒という 名の文庫に収録されています.
くっすん大黒は,嫁に逃げられた元イケメンで現ブ男の主人公が,唯一の友人に持ってた大黒様を押し付けに行ったら,いろいろハマって下らない人たちと触れ合う物語.
河原のアパラは,吝嗇女と仕事でつるむことになり,不愉快な事件に巻き込まれていく物語.
オチはなく,ミステリーのようなどんでん返しもない.しかし,愉快な妄想と巧みな言葉選びで「なるほど」と思わせられる文章でした.
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