PSNRの値が大きなノイズは,個々の値が狙った波長しか持たず一様であると言える.するとそれは,周波数特性を制限するという点では優秀なノイズ発生器だけれど,ノイズを発生させる目的としては,いまいち良い性能だとは言いにくい気がしてくる.
ノイズ発生器は,個々の値がバラバラであってほしくて,ノイズを発生しているのであって,それが小さな揺らぎしかないとき,ノイズの特性を失っていると考えれないこともない.
とすると,実は,PSNRは低い方が良くて(と言っても狙った周波数帯の中にある状態で),高い値を出すノイズ発生器は低性能と言えるかもしれない.
ただ,PSNRが高いと狙った波長付近を精度高く出していることになるので,悪いともはっきり言えない.
そう考えると,いったい何がノイズ発生器の評価になるのかわからなくなってくる.
さてどうしよう.
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