長らく手挽きのセラミック臼刃式のミルを使用していた。しかし、焼きたて熱々のコーヒー豆を入れて、プラ部分が歪んでしまって、細かさの調整が甘くなったり、豆の破片が引っかかりやすくなってきたので、ミルを変えようと思った。
電動の臼刃式のミルを別に持っているが、ケアが面倒になってきたので使わないことにした。というのも、臼刃式はかなり細かい粉を作るため、紛体の摩擦帯電か何かで電荷を持つためか、粉が容器に張り付いたり、ドリッパーに移すときに舞ったりする。そのため、キッチン周りを汚してしまい、掃除が面倒になる。
手挽きのミルをもう一つ買っても良いだろうが、これまで使っていたものが完全に壊れたわけでもないので、なんか同じスタイルを買おうという気になれず、別のタイプを買うことにした。
もしかしたら、キャンプスタイルのように袋に豆を入れて、こん棒で叩き粉砕するとかあるかもしれんが、そんなの朝からやりたくない。そうなると選択肢は一つで、電動のカッター式ミルしかない。
そんなわけで、amazonの販売サイトを見てみた。粉砕時間が短いことを主張するページかりであった。我々のように自分で焙煎して、粉砕して、ドリップして、コーヒー作って飲む人は、時間のことを気にするはずないし、ミルなんて商品はそんなやつらしか買わない商品だろうに、時間を主張してなんになろうか、いやならない。むしろ、時間よりも、粉砕のパワーと故障のしにくさを教えてほしい。
300Wのモーターがついた、いかついのを購入。早速使ったところ、使い心地がえげつない。良い買い物をした。
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