Sunday, October 16, 2016

沖縄から帰る日

2016年10月16日、自宅でこの文章を書いている。内容は昨日の朝から、昼過ぎの出発、帰宅直後までである。

この日の朝も、いつもどおり6時ごろに起きた。
この時間には、すでに隣の部屋の某岩崎先生は撤収済みであろう。
前日の新しいプロジェクトの相談を終えたとき、5時ごろに出発することを言っていた。

外を見て、この明るい空も最後なのだと思った。


この一週間のすべての出来事が思い出として終わったのだと思った朝であった。
VCWS16の幹事として会議を開催し(多くは某谷田川さんに仕事を押し付けたが)、PG16の現地実行委員として活動した。名前だけの委員ではなく、本当に手を動かして活動したことはいい経験になった。疲れたけど、評価するのは他人だし、自分でよくやったと評価してもしょうがない。昔々、前の会社で、いくつかの成果が続けて出たときに、尊敬する先輩のひとりである某Kさんに、「もっと偉ぶってもいい」と言われたが、そのときの自分も今と同じ気分なのだと思う。

冷凍庫を開けると、アイスクリーム(ラクトアイス)が一つ残っていた。


美味しかった。
二つ買った一つは秘書が食べてしまった。
彼女が満足していたようなので、それでいい。
私は女性と酒には弱いのだ。

机を見ると先日開催されたVCWSで余ったお菓子があった。
ひとりで持ち帰るのは大変な量であった。
VCWSは二人の幹事で、企画から、開催、編集までをすべてのプロセスを担当する。
その幹事は私のほかにもう一人いる。某谷田川さんである。
某谷田川さんに持ってもらおうと、電話した。
カフーリゾートにいるとのことであった。Deliと食べているとのこと。
終わるタイミングで連絡入れてもらうことを約束し、電話を切った。
8時だった。
少し時間ある様子だったので、部屋を片付けた。
ほぼ一週間お世話になった部屋だった。

8時43分に某谷田川さんから電話を受けた。
OISTシーサイドハウスの廊下から見える景色を最後に楽しみ、8時45分に出発した。




9時にカフーリゾートに到着。


某谷田川さんと合流した。2人の未来ある学生も荷物をもらってもらう代わりに、バス停まで送った。空港行きのバスに乗るとのことだった。私の運転している車がもっと大きかったら彼らも乗せれたが難しかった。バス停は某ホテルにあるとのこと。




本当にここでいいのか?と思いつつ、言われたままここにおろす。


左から、某谷田川さん、某板摺さん、某山口さん。特徴がなさそうな雰囲気であるはずなのに、個性が服着て歩いているような奴らである。

その後、10時に某佐藤さんを拾って、空港に向かう予定であるが、まだ時間がある。

この後しばらく運転なので写真はない。これまでは秘書が一緒だったので、代わりに撮ってたため写真が多かったのかもしれない。

なんとなくOISTに行った。
赤い文字でOISTと書かれた壁、城壁のようだ。
シアンの海に黒と緑間の色の大地が広がる景色を一瞬だけ眺めた。

そのあとは、ファミマで過ごした。コーヒーを飲んだ。ブレンドコーヒーLサイズ。

10時に某佐藤さんと合流して、撤収。

途中で首里城に行こうと決めて、向かった。
結局駐車場はいっぱいで散歩はできなかったが、近くで車を止めて、ポケモンゴーをやった。

空港の近くのタイムズに車を返しに来た。


さっと手続きを終えて、空港行きのバスに乗り込む。



空港に到着した。12時半くらいだっただろうか。
おみやげを買って、食事に向かった。
最後のソーキソバである。



左の皿は、骨を出すために使うとのこと。
これは何度、どこで食べてもおいしい。
はずれがない。
だしがうどんに近い気がする。


空港内。

最後の最後に、豆腐ようを探した。
さすが空港。すぐに見つかった。
600円ほど購入できた。
そのあと、2時10分の飛行機に乗り込み帰った。

家に帰り、豆腐ようを開けた。




全然臭くないし、おいしい。少しだけ酒臭いが、何食べてるかわからない感じがいい。つま楊枝の先くらいの少しだけなら麹っぽいが、多く食べると酒粕っぽい。でも全然臭みがなくていい。
持ってきた泡盛と一緒にやってみた。泡盛が強すぎて、豆腐ようの酒臭さが皆無になり、全く何を食べているかわからない状態になった。これはこれで面白い食べ物である。つまみに出されると気が利いているなと感じるくらいである。

某Youtubeを開くと、トップにケツメイシという人気アーティストの動画がレコメンドされていた。秘書が私のPCで、音楽の検索していたなごりが残っていた。「東京03の角田が歌っているのかと思った」と言った時の微妙な反応をさっきまで忘れていた。

体重が80kgになった。明日からこのブログをダイエットブログ兼、計測した研究時間の記録ブログにすることを決めた。

Friday, October 14, 2016

PG16最終日

6時に目が覚める。

暑くて、なんどか目が覚めた。

起きたら寒い。
変な部屋である。

7時半に今日も秘書と出かける予定である。
今日が秘書のPG最後の日であり、おそらくこのブログに登場する最後でもあるので、ファンになっていただいた方には申し訳ない。

6時10分、ロビーでひとり、お茶を飲む。
お茶を飲みながら久しぶりにパズドラを開いた。
なんでもない時間を過ごした。

6時20分、部屋に戻り、部屋の寒さに驚いた。
ここに居続けたら具合悪くなる。

6時30分、秘書が起きたようで、一瞬通信したが、2分後には連絡が途絶えた。

6時40分、外が明るい。


6時50分、すべてが美しい。
お茶を飲みに、ロビーへ。
何をするでもなくただ座って、時間がたつのを待った。

7時ごろ部屋に戻った。
隣にいる秘書を起こす。
彼女はモソモソと起き、準備を始めた。

準備に時間がかかるというので、散歩をする。某森田先生から、プライベートビーチがあるとうかがったので、行ってみた。
1階の海の方向に外に出るための扉がある。
外に出ると、なんかありそうな雰囲気である。


階段があり、そこを降りていく。



階段は続く。
上を見上げると、木漏れ日が美しい。

階段を降り切ると、ひらけたところに出た。
シャワールームらしき建物がある。


海の気配がある方向に歩みを進める。


砂浜に続く階段を下りると、そこは白い砂に、サンゴの死骸が転がっている美しい砂浜に出た。

海の色は今まで見たものと違うけれど、においは同じだった。


ぼちぼちしたので部屋に戻った。
彼女は準備中であった。モザイク処理を施した。


いろいろ思うことはあるが、ひとつ言えるのはバラにはトゲがあるということだ。

準備を終えて、一緒に砂浜へ。

彼女はすごく喜んでいた。
「きれーい」と言ってはしゃいでいた。

海を見て、時間になったので、某佐藤さんの待つホテルに向かった。
食事を一緒にするためである。

8時ごろ、某佐藤さんと合流した。
ホテル内の朝食の店へ。

朝食の店につくと、たまたま某高橋さんがいた。
もう食事は終わっているようであった。
水だけ飲んで同席してもらった。

食べながら、話をしていると、このブログの話題がでた。
某高橋さんからは「長い」と。
秘書からは、「妄想書きすぎ、私そんなこと言っていません。」と。
佐藤さんからは、「モザイク解禁」と。

美人秘書(左)、かっこいい某高橋さん(中)、解禁して、ハイレゾになった某佐藤さん(右)。

某高橋さんに、なぜ酒を飲まないのか聞いたら、正常な判断ができなくなるからだと答えられた。
私は普段から、自分自身が正常な判断ができているとは思わない。
酒で判断にぶれは起こらないと思う。
いいものはいいし、だめなものはだめ。
某高橋さんは酒を飲んでも、正常な判断をすると思う。
それでも慎重な高橋さんをますます好きになった。

だらだらしていたせいで、40分くらいに出発することになった。
50分少し前にOISTに到着した。
この景色を見るのが日常になるくらいには運転した気がする。

9時に会議が始まり、12時半くらいに午前が終わった。

10時頃、秘書が会場に来て、「じゃ、行くわ」とのこと。
ドラクエ7で、キーファがパーティから離れるときの感情に似たそれを感じた。

昼になり、一旦現場を離れた。
私はふたつのミーティングをする。
ランチミーティングなので、ランチボックスを手に取る。

タコライスである。
おいしかった。すごく満足した。

念願のビッケルさんと話をした。面白いプロジェクトが始まりそうである。
もう一つの会議であるランセルさんとも話をした。交流が始まりそうである。
輪が広がり、新しい友人ができる。
まじめな会議の内容は基本的に書かないので、気になっている人には申し訳ないがこの話はこれで終わりである。

午後のセッションが始まった。
もうすぐ終わりになる。

・・・

滞りなく進み、この会が終わってしまった。
ひとつの思い出になった。
17時45分、会場の片づけを始める。




片づけの中で愛しの某マネヴァさんから、サクライさんが何者か聞かれた。興味持たれてる。秘書が某高橋さんと話しているときのあれと同じだ。ありがとう。しかし、某高橋さんは明るい未来が待っている本物で、こちらは普通のおっさんである違いがある。この違いは大きい。ちなみに私のことは、グーグルが教えてくれる。名前でググると、ウェブサイトが出てきたり、記事が出てくる。ただの人であることを紹介してくれている。

片づけを終え、別の会議に出る。
特に感想なし。

次に食事会が開かれた。栄料理店というところであった。
最高においしかった。




ここで人生で初めて、タンカンジュースなる飲み物を最初に飲んだ。
一口だけで、ものすごく苦く感じた。
変態なら一度はやると噂される、焼き魚の内臓のふちをなめる行為。その行為で感じる舌への刺激に似ている苦みを感じた。
それを言うと、某佐藤さんは疑い、前にいた西田先生の奥様にも「お疲れなんじゃないの?」と反応いただいた。はて、私が疲れていると。まったく自覚はない。

ググってみると、タンカン自体は甘いみかんとのこと。ジュースを佐藤さんにシェアしてみた。
いうほど苦くはないとのこと。

まわりで、タンカンジュースを飲んでいる女性がひとりいた。
これまでブログには登場していないが、某知念さんという女性のスタッフである。
PGのサポートの多くをやってもらっていた。PGは彼女がいなかったら開催できなかったと思う。
そのような仕事のせいか、日に日に彼女の顔色が悪くなっている気がした。
その彼女が、このタンカンジュースは苦いと言った。

認めようと思った。きっと私も疲れていたのだ。人は自分のことには気づかないものである。

その後も楽しい時間を過ごした。
終わった時間を覚えていない。
一滴も酒を飲んでいないのに、記憶障害が。

最後に某土橋先生がひとりで万歳していたのが印象的で、体も心も疲れていたのだと察する。とは言ったものの、察するまでもなく、仕事量を見ればわかる。

何人かを車に乗せ、出発。
車内ではリアリティのある話をした。

部屋に戻り、某岩崎先生と少しお話した。
ネタに関する打合せや、某障害への対応の相談をさせていただいた。
思慮深いかたである。

12時ごろ、部屋に戻り、帰りの準備を始めた。
ようやく旅が終わる。

OISTは、開催地としてはかなり良い学校な気がする。

PG16三日目

昨日までのブログについて、「9割が美人秘書の話じゃねーか、あなたの女として嫉妬する」というメールがあらゆる方面から大量に届き、メーラーが壊れそうになったため、自重しようと思う。

昨日も結局2時くらいに床についた。
今朝は6時半に起きた。いつもならしているアラームに起こされた。

昨夜のブログを書き換え、朝7時半の集合を待つ。

今日はPGも三日目である。
沖縄で秘書と過ごす最後の日でもある。
彼女は、明日帰る。

今日は雨の日であった。少し涼しいと思った。
空の彩度は下がり、海に影が落ちる。

それでも、淡いシアンの海は変わらず、そこにあった。

7時半、いつものロビーで美人秘書と待ち合わせをした。
今日は、少しつやっぽい。
朝、シャワーを浴びたからだそうだ。こ、これは(ごくり)などの興奮を表す、古い表現が出そうな情報である。
昨日と同様、Deliに向かった。
雨が降っている。

雨の中、車を走らせる。
知っているのに今日も入り口を間違えた。

Deliに到着したのは、7時50分くらいであった。
今日はフレンチトーストを食べた。

美味しかった。
左の皿は、円筒を輪切りにしたような形のフレンチトーストを3つ乗せて、厚切りのベーコンと半熟の目玉焼き、何かの葉っぱのサラダを従えている。
右の手前の器には、スープが入っている。
スープの奥には、小さい器3つがある。左から、ホイップクリーム、バニラアイスクリーム、ベリーソースである。
フレンチトーストに小さい器のソース、クリームを乗せて食した。おいしかった。

彼女は、ベネディクト(昨日私が食べたやつ)を注文していた。

うむ。つやっぽい。
しかも、素でこうやって手を合わせていただきますというので、大変かわいい。
このような技術を持っているところが素晴らしい。

またも、黙々とたべ。
8時半に撤収した。
外の雨は上がっていた。

奥にゴルフ場が見える。

車に乗り込み、OISTに向かった。

この日も、学会の裏方に徹した。途中ビッケルさんと話したが、一瞬だけだった。しかしこれはしかたない。
裏方で目立っているせいか、たぶん会場のほとんどの人が私はただのAV系の技術者だと思っているだろう。でも、それはそれでいい。人間の記憶なんて3日でなくなる。次、会うときは別人である。

昼前、11時ごろだっただろか、CGARTの某篠原さんに、打合せをお願いされ、外に出た。バンケットの最終確認ともろもろの手続きの確認をした。すべてはPGとOISTの成功のためである。

「ふう」と一息つき、なんだったかの用事でレジストレーションデスクに出向いた。
すると、某マネヴァさん(下の写真の左の美女)が、「サクライさんのブログを見つけたよ」と。さすがに動揺した。
OISTというワードで、記事が上がってきたらしい。

見つけた記念で、忙しいデスクではあるが、写真を撮らせていただいた。


右の美人秘書もかわいいが、左の某マネヴァさんもかわいい。私の好みでいえば、某マネヴァさんである。好みのポイントを赤裸々に書いたが、さすがに自分でも自分が気持ち悪いと思ったので、削除する。

用事が終わり、セッションの仕事に戻る。
そうこうしているうちに仕事が終わり、某宮田先生と出かけた。

最初に向かったのは、某しゃぶしゃぶ屋であった。しかし、そのしゃぶしゃぶ屋の駐車場が見つからない。さがしたが見つからず、断念した。あるはずの駐車場は別の駐車場になっていた。もう知らない、という気分である。そしてそれにつきあわせてしまった偉大なる面子に申し訳ない思いであった。

食事はあきらめて、目的地を変える。
目的地は美ら海水族館である。
途中、南国のきれいなシーンを満喫した。

空が広い。

おおよそ1時間くらい運転し、水族館に到着した。


水族館の前。


笑う某北君。


木。


海の上に突起。

1600円で買った前売りチケット。

水族館に入ると、いきなり触れるコーナーがあった。
なまこを触った。
やわらかすぎて何をさわったかわからない感じであった。しかし気持ち悪かった。

でかいうなぎ。

でかいエビ。

でかいサメ。

でかいイカ。
でかいくち(メガマウス)。

タコライス。

並びはばらばらであるが、素晴らしく興味を引く展示物である。

水槽の厚さを示すサンプル
アクリルを重ねて、60cmほどの厚さの透明な壁を作っている。

外には多くの亀がいた。

ひととおり見終えたところで、バンケット会場へ。

混んでいた帰りの道。なかなか面白いものを見た。オープンカーに乗っていた男女である。女が運転で、男が助手席。さいきん見る形である。このオープンカーの後ろをしばらく走っていた。
信号待ち。
いきなりちゅーである。

会場には、予定していたより30分遅れて到着した。
理由は単純。道路が混んでいたのである。
来たところのない道は読みが難しい。

会場の外は海である。
たいまつ、ベンチ、雰囲気が美しい。
低彩度の空と暖色のフロアがコントラストを作っている。




会場の中は、人が多い。料理も多い。酒も多い。


バーベキューに寿司、郷土料理がたくさん並んでいた。
その中でもお気に入りはバーベキューで、だいたいそればかり食べていた。


バンケットの中で、某北君にちょっとアドバイスめいたものをした。
響くかどうかは不明であるが、実験は早めに着手したほうがいい。
某宮田先生とももう少し研究の話をしたかった。


まじめな話は置いておいて、うろうろする機会が多い。
今回は裏方であるから、それもそれで面白い。
うろうろといっても走ったりするので汗だくである。
情けない姿になっていても、別にいい。どうせ3日経てば忘れるからである。

うろうろしている中で、お世話になった先生方、選手の方とお話しする機会があった。
その機会の中で、某森田先生に思い切って、ブログを読んだのか聞いてみた。読んでいなさそうであった。
読んでいようがいまいが、記念撮影をさせてもらった。

後ろをモザイク処理かけたせいで、合成写真のようになってしまった某森田先生(左)と相変わらずの(中略)の秘書。

高橋さんにも聞いてみた(というか、(中略)秘書が勝手に聞いてた)。どうやらCGのキーワードでこのブログを見つけたらしい。誰が書いているのか特定しようと、眺めていたら、「あいつしかいねー」と思ったらしい。

某高橋さん、なぜか秘書とペアルックみたいになっている。しかも、なんかお似合いすぎる雰囲気である。左の(中略)秘書もまんざらでもない顔している。
このふたり、意外な共通点がある。このブログの読者なのだ。

そして、終盤である。
琉球舞踊が始まり、


祭りが終わった。


ちょっと人と話をした。レンズを削った男と明日の昼話をする約束をした。

某土橋先生とがくさんを乗せてOISTへ戻った。
ふたりをキャンパスにおろし、秘書を連れて宿に戻った。
最後の夜である。

ノリで宿の前で記念撮影。下からの光がまぶしい。

左のかわいいのが秘書で、右のかっこいいのが私である。


左のかわいいのが秘書で、右で顎を持たれているのが私である。

振り返ってみると、秘書ばかりである。おそらく明日はサーバーがパンクする。
弁解しておくと、かなり真面目な話を会期中はしている。私はまじめなのである。

バンケットの中で、某森田先生から、豆腐ようという食べ物を買ってみることをおすすめされた。旅の終わりに探してみようと心に誓った。

このあと、ふたりで少しだけ飲んだ。そのときに食べるために買ったブルーシールというアイスクリーム(ラクトアイス)のウベというのを秘書にあげた。おいしいと喜んでいた。


ビールもこの時に飲んだ。美味しいと思った。