Monday, February 23, 2009

どうやら予想通り

先週から読んでいた論文をだいたい読み終わりました.A crystalline, red green strategy for meshing highly deformable objects with tetrahedra
陰関数で定義したモデルで内外判定を行って,モデルの内側に面心立方みたいな接続の仕方をしている四面体を敷き詰めるということをやっています.面心立方みたいな,というのは,近隣の格子の中心にあるノード同士をつなげて新しい格子としている構造のこと.
もっとも内側はでかい格子で,表面になるほど細かい格子で構成し,形状を表現します.
形状の変形は,格子を構成しているエッジにバネみたいなモデルの動きをさせることで表現します.
モデルの表面に行くほど細かい格子を構成するという手法については他の手法を参照しているので,また孫引きして読まなきゃ実装できんのですが,ここらで一旦こいつからは手を引いて,次の論文に行こうと思います.
次はこれ.
Isosurface stuffing; fast tetrahedral meshes with good dihedral angles
Labelleさんたちの手法について読んでみようと思います.
テーマは引き続きBCC Latticeです.

Thursday, February 19, 2009

昨日の続き,なんとなくわかってきた,かな?

今日は仕事を早く上がれたのでよかった.
帰ってからは昨日に引き続き,Neil MolinoさんたちのA crystalline, red green strategy for meshing highly deformable objects with tetrahedraを一気に読み込もうと意気込んだが,またもや少ししか進まなかった.
といっても,昨日より元気だったので,ずいぶん理解がマシになったと思う.
グリッド上にBBCを構成し,構成された四面体ってのを各辺の中心点で分割して,入力の面を近似する.このとき,内外の判定が必要なので,陰関数を用いたモデリングによって内外を判定する.そして,そのエッジをバネとして扱うことで,中身があるような変形ができる.ということか?な?
まだよくわかってないな.
ということで,また明日.

Tuesday, February 17, 2009

よーわからんものにいきなり当たったな

昨日続きでこの論文を読んでいたんだけど,仕事が遅かったので,今日はあまり進まず.
Neil MolinoさんたちのA crystalline, red green strategy for meshing highly deformable objects with tetrahedra
BCCってのは,Body-centered cubicの頭文字をとったもので,立方体の中心にノードがあるような構造の格子を言うみたい.
で?てって感じだが,有限要素法とかに使えるらしい.
しかしそれ以上がまだ理解できない.
つまりは,この論文の価値ある部分が全く理解できない.
なんだというんだこれは.
昨日は楽勝だぜ,とか思ってたのに.

どうやってかしらんが,BBCの四面体を分割していくようで,解像度に合わせて,分割を変えていけばいいじゃない,というような感じのことは読み取れるのだが,なんとも曖昧な状態.
これは読んだうちにはいらんな.
また明日,読むわ.
今週中に実装と実験はしたいな.とその前に,実装の価値があるかを見極めたい.

Monday, February 16, 2009

手始めに

有限要素法とやらが気になってきたので,最新のしぐらふ論文を漁ってみることにした.
で見つけたのが,これ.
Chris Wojtanさん達のFast Viscoelastic Behavior with Thin Features
まぁ,ざっというと,モデルを四面体で再メッシュ化して,有限要素法で粘弾性の変形をシミュレーションする,ということ.
実装も簡単そうだから,やってみようと思う.
手法のほとんどは他の論文に書かれた手法を実装することになりそうなので,それらをまずは実装しなきゃならない.
四面体でのメッシュ化の方法は
A crystalline, red green strategy for meshing highly deformable objects with tetrahedra
Isosurface stuffing; fast tetrahedral meshes with good dihedral angles
自己衝突は,
Robust Treatment of collisions, contact and friction for cloth animation
Elasticモデルは,
Volume conserving finite element simulations of deformable models
Plasticモデルは,
A finite element method for animating large viscoplastic flow
を読めば十分そうな感じ.
なんとも簡単な.

論文読んでいる時点でいくつかできない操作があることに気付いたので,実装して本当にできないのか確認してみようと思う.

Tuesday, February 10, 2009

つっかれたっち

つっかれたっち.
でも,いいこと思いつた
研究ネタのヒント.

発泡水見て,思いついた,アレ.
着脱式小指がライター.とかそんなのはどうでもいいんだけど,あれ.

まぁその話はこのあたりにしておいて,学生時代にシコシコといろんなプログラムを組んだが,今見てみるとなかなか面白いものをつくっていたりする.
何を思ったか,L-systemで有名なRewriting systemなんかのプログラムを頻繁にしてたころもあった.

こんなよくわからない絵を作って喜んでいたなぁ.
まぁrewriting systemというのは,シバシバやられ切った感が漂っているが,ボクはまだ面白い用途があるんじゃないかなぁと思ってるんですけど.
まぁ,この技術には微塵も貢献してないんで,まったく偉そうなこと言えませんがね.