Thursday, January 24, 2019

仙禽初槽せめ

今日の酒は、仙禽初槽せめ、です。せめというと、酒を絞っていくとき、最後のしぼりきったところの酒らしいです。味わい深い。
生酒かな。四合瓶です。

 うーん、何が書いてあるかわからない。かっこいい。

裏は読みやすい印字です。

酒の色はちょっとだけ黄味のある透明です。
魂の色は黄色なんだよ、だからこれは魂を現した透き通る芸術なんだよ、と酔っ払いが言ってそうな色合いです。かっこいい。


ほんのり微発泡を感じ、バナナかメロンのような生感がふっと口の奥に溶けていき、後から強めの酸味が追いかけてきます。全部過ぎ去った後、じわっとアルコールの苦みがあり、のどの奥に酸味が残ります。美しい。美味しい。すごすぎる。
シンプルなおいしさではなく、次々と違う味が過ぎ去っていきます。ため息までおいしい。
味がしっかりしていて、この味は、いろんな好きの中のひとつの好きです。

はせがわで、四合1620円でした。
面白いので、あらばしりも買ってみようかな。

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