Thursday, December 2, 2021

とりあえず、仕事が全然うまくいかないのだが

そう。全然うまくいかない。制作に失敗したゴミが積みあがっていくだけである。

のだが、失敗ごとに、前提が間違っていることに気付くので、解には近づいている気がする。

先日気付いたのは、自分の指先が器用だと思うのは錯覚であるということ。

ネットや論文に紹介されている手作業での加工法を使いたいときがある。そして、そういうものは、大概、簡単そうにやっている、もしくは、できて当たり前という状態での説明がある。「ほら?簡単だろ」という態度で記述されている。このように書かれると、「自分にもできる」と思わされる。しかし、実際、再現しようとすると、相当洗練された人間じゃないとできないということばかりである。こんな再現性が低いことを載せるなってーの、と思いながらも、器用な人はできるのだろうなとも同時に思う。そして、自分は、器用な人間ではなく、雑な側なのだと改めて自覚する。

ただ器用な人間なんて、ほとんどいない。つまり、雑な人間でも成功する手法じゃないと、誰もうまくいかない。「自分ならできる」なんて考えは、頭にうんこが詰まった人間がするものである。頭に脳みそが詰まってるなら、自分の技能すら信じないでアルゴリズムを組み立てる。そして、それが頑健な手法となる。頑健な手法じゃないと、再現性がない。自分ですら再現できないことなんて、科学でもなんでもない。再現性がないと、産業に微塵も貢献できない。つまり金を生まない。

金持ちになりたいので、再現性を重視しようとすると、単純な構造やアルゴリズムに帰着するはずである。ということで、また単純な構造のゴミをたくさん作ろうと思う。


全然関係ないけど、びびるほどに旨かったので共有。辛めのメロン汁と言って差し支えないくらい旨い。今度、一升瓶で買おう。


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