Wednesday, November 18, 2020

花粉症がつれー

花粉症の私は電車内で非常に厳しい戦いをしている。

新型コロナが再燃しつつあり、うかうかクシャミなんかしてられないのだけど、どこも換気しているせいで花粉をどこかしこで感じる。電車も換気のために、かなり窓が開いている。電車が窓を開けて換気すると花粉がバンバン入ってくる。そうなると、クシャミもでがちである。

そんな環境なので、「クシャミくらい許してよ」と思うが、コロナ警察はそんなのを許すはずがない。わかる人には「あ、これは花粉症のクシャミだな」とわかるのだけど、コロナ警察はクシャミしている人を見たらコロナ野郎の疑いをかけて、血祭りにあげにくる。だから私は、殺されないように、花粉を感じるたびに面倒な対策をしている。

花粉症じゃない人は、クシャミくらい我慢できるって思うだろう。しかし、実際は花粉症のくしゃみはかみ殺せない。なので、出かかったら負け。それを阻止するための方法は、出かかる前に殺すしかない。その一つの方法であるが、私は、くしゃみが出るかなってときに、涙を流しながら、まつ毛を抜いて、花粉を追い出している。

効果的な方法で、ほぼくしゃみが出る前に花粉を追い出せているのだけど、目が充血するし、鼻水も絶妙に出てくるし、できることなら素直にクシャミしたい。もう少し穏やかな電車になってほしいなと思う。

なんてことを今日の昼間の電車で考えていた。普段電車で何考えているかなんて覚えていないのだけど、今日は、このあとにある出来事があったので、その前のエピソードとして先述のクシャミについて覚えていた。

クシャミの我慢がつれーな、と思ってつり革を握ってたら、前に座っている美女がスマホを取り出して、何か見始めた。直接その画面は見れないのだけど、たまたま地下だったから、窓ガラスに室内の光景が反射しやすくなっているので、窓ガラス越しにその画面が見えた。
自撮り写真を確認していた。

眼鏡の度数が低い時なら何を見ているかわからなかったかもしれないが、酔っぱらって眼鏡を壊して、作り直した後の眼鏡だったので、鮮明に見えた。
素性を知らない人だけど、リアルにいる人の写真というのは、なんだか非現実的で良かった。

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