Saturday, May 18, 2019

限定のシマアジラーメン

ぼーっと過ごしがちな休日ですが、今日は外に出てみました。
というのも、ラーメン屋に足を運んでみました。
きっかけはひょんなところから生まれます。
今回は、とある情報からでした。
かなり仲のいいあるラーメンオタク匿名希望さんから、錦糸町の某ラーメン屋 麺魚にて、限定のシマアジラーメンがあるという情報をいただきました。
鯛ラーメンで有名な店がシマアジで自信作ができたということで非常に興味深いです。
期間限定、数量限定というのもあって、さっそく向かってみました。

徒歩と電車で移動時間1時間ほどの場所にある店でちょっと億劫になりがちな距離ですが、小生は限定のラーメンには目がなく、そういう情報を聞きつけるとよほど都合が悪くない限りむかってしまいます。

土曜の電車は久しぶりです。
平日とは異なり、気合の入った方々が多く、さらに、ちょいと先日から暑くなったのもあって、露出多めです。
かくいう小生も、タンクトップに短パンというスタイルで、それらに並んで露出多めです。

錦糸町へは、地下鉄の半蔵門線を使って到着したのですが、着いた途端、駆け出し、改札に向かうエスカレーターを歩く人が数名いました。
そこで小生は直感しました。
彼らは同志である、と。
きっと限定ラーメンのために、急いでいる方々だろうと。
彼らに負けては数量限定でなくなってしまうかもしれない、と思い、そのいきりたった物々しい雰囲気に、小生もつられて階段を1段飛ばしで上がりました。
そこで息を切らしていては、いけてる中年としては失格です。
今どきの中年は、はっはっと息を切らさずに、深いため息のような呼吸で呼吸を整えるのです。
そのまま階段を上がり切り、よし!先頭と並んだ!と思い、そのまま改札を速足で抜けました。
すると、あらら、そちらじゃないよ、という方向に同志たちは向かいます。
どうやら本当の同志ではなかったらしいです。

しかしこのままでは、ただ限定ラーメンを食べたいだけのいきった中年が錦糸町半蔵門線駅内のホームから改札までの階段を急いで上がっただけの構図になってしまいます。
ちょっとだけ恥ずかしい気持ちになりましたが、もし指さされて、あの中年の人、いきってると言われても、同胞は散ったと言うことにしました。
ま、同胞は少ないほうがいい。並んだときは敵同士だからな、と思い、店舗に向かいます。

麺魚は、駅近くのパルコにもあるらしいですが、限定ラーメンは本店のみです。
本店は錦糸町駅からちょっとだけ歩いた場所にあります。

すたすたと無駄のない動きで、本店に向かいます。

本店50m手前です。
列が見えます。
ん!
外に数名並んでる程度でした。
よし、限定ラーメンが食えるかもしれない!とこの時思いました。
ついたときに、列がえげつなかったら食えないと思っていましたし、麺魚の限定となると、列はできるだろうとも思っていただけに、これはうれしい誤算です。
さっきの同胞もどきもいませんし、余裕で列に並びました。
このとき時間は、12時になったところです。

待って5分程度で店内で食券を買えました。
今回の限定ラーメンは食券を店員に渡すときに、限定ラーメンである合言葉「シマアジで」ということで、食せるものです。
この日で選べる限定ラーメンは、淡麗シマアジ100%ラーメンとシマアジ油そばだけです。
いきっている小生は、濃い目のを食べたいと思い、スープが絡んでいる状態のシマアジ油そばを購入しました。
それとほぼ同時に、店員に、例の合言葉「シマアジで」をやりました。
店員はやさしい笑顔で、後で伺います、と返しました。
前の人の食券も回収できてなかったようです。失礼しました。

そんなこんなで、店員にシマアジ油そばの注文もでき、待つこと5分で席に座れました。
隣には、観光客らしき選手が並んでいます。
私のシマアジ油そばに先行して、先に席についた観光客らしき選手(女)のもとに品が運ばれます。
キャッキャッと話していますが、翻訳すると非常においしいラーメンだと言っているようです。言葉はわかりませんが様子で非常に高評価なのがわかります。
ちなみに、彼女らは限定ラーメンではない、鯛ラーメンを食べてるらしいです。
それ、うまいよね!とウィンクで合図しました。
若干ひかれた感触はありつつ、そんなことで動じる小生ではありません。
このあと、小生のもとに、限定ラーメンであるシマアジ油そばが来るんだからね!

と、その接触の直後に店員様が、シマアジ油そばでーすと、着丼。
その様子が以下です。
うーん、素晴らしい質感です。見た目だけで、正義を感じます。
これは撮影して記念にしよう、と思いました
今、小生が死んだら、これを慰霊碑に印刷してください。

小生ひとりで着席したせいもあって、息もつかさず、がっつきました。
おいしい。
香りは、あー、ちょっとだけわかるおいしいアジの味だ。でも生臭さがない、青魚系の旨味だけが濃縮されて、ここに存在しています。
小生、感動一回動きが止まりました。

となりの観光客が小生の反応に若干ひいています。
でもいいんです。そんなこと気にしません。

油そばだったのですすれないのですが、ふっぅふっぅという感じで食べていきます。
割りスープ用のシマアジスープもついてきて、それをちょっと足すと、またそのスープのおつで、ぐっと香りが引き立ちます。
あー、良い。

一気に食い切って、結果10分で完食。
麺の量もよかったし、最高な味わいでした。
青魚好き、そして、限定好きの小生にはたまらない一撃となりました。
たまらなくおいしい、いつも食べたい味でした。
いつも食べたいけど、限定品というこの感じが小生の報酬系には良い刺激となり、この店は要チェックのリストに入りました。
いやーすばらしかった。

後日談で、このかなり仲のいい匿名希望さんが情報だけ提供して同席してこなかった理由に、尾てい骨骨折して、手術で来れなかったというのがありますが、詳しくはまた別の記事で。

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