Monday, November 7, 2022

prusa 3i thermal runaway メモ

造形でprusaのプリンタを使っていて、ちょくちょくエラーはいて止まるので、修復にえらい時間をとられてしまう。いつもだ。いつもいつも、止まりやがって。

とはいえ、だいたいソフトウェアのチューニングで解決できるので、良いのだが、今回は何してもダメだったので、ハードウェアで解決したネタがあるので、メモ。

エラーの内容は、thermal runawayというもので、印刷中に、急にノズルの温度が落ちるトラブルに見舞われた。具体的には215度設定で2層目までは215度を保っていたが、3層目で180度くらいに落ちて、温度が上がらないので、エラーを吐いて死ぬという具合である。何度か同じ試行をして、だいたい似たような場所でエラーを吐くので、原因は温度センサーかヒーターのどちらかがおかしいのだろうと予想した。

そして、こんな記事もあった。

https://help.prusa3d.com/article/thermal-runaway-i3-series_2131

この辺を読んでみると、どうやらセンサの問題っぽい感じがする。とはいえ、コネクタはちゃんとついている。

うーむと、悩みながら、ノズルの辺りを触っているとフィラメントでまぁまぁ汚れていた。とりあえず掃除しようかと、側面をこすっていたら、ヒーターとセンサーの線がくっついていることに気が付いた。とはいえ、なんか影響あるとは限らない。というかよくわからなかったので、表示される温度を確認しながらそこを触ってみた。すると、表示上で50度くらい変化した。実際にそんな上下するわけではないので、どうやらこれが問題だろうと辺りをつけて、くっついていた線を離して稼働してみた。

こんな感じに。下の写真が解決後の状態で、下にとんがった部分がノズルで、その脇から、白い線が出ており、ほかの線とも独立している。それがさっきまで、これと隣の線が真っ黒なフィラメントのカスでノズルの側面にくっついていた。


こうやって線を離してみた。すると、さっきまで悩まされていたエラーがでなくなって、連続で稼働している。ということで、ハード上で問題解決できた。ハードありきのソフトなので、当たり前だが、こういうこともあると学んだ。

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