Sunday, November 4, 2018

三笠

どら焼きを三笠と呼ぶことを初めてしった。
私のお里のひとつは、関西気の菓子屋である。そこではどら焼きと呼ばずに、三笠と呼んでいたらしい。
その流れで、実家では、どら焼きを三笠と呼んでいたらしい。が、私は三笠なんて言葉を聞いた記憶がなくて、ずっとどら焼きである。確かに家の人からはどら焼きを食べるか?と聞かれた記憶はない。置いてあるのを勝手に食べてたからだろうか。自分だけ、その呼び方を知らなかったらしい。

たまたま用事で親と会い、持っていたどら焼きをシェアしたことがきっかけでそのことを知った。それを渡すと、父は三笠かと。なんで、三笠をどら焼きと呼ぶのだろうか、と。聞かれたことで、私ははじめてそれを三笠と呼ぶ文化があることを知った。十数年々一緒に暮らしていたので、親は当然私も三笠と呼んでいると信じていたらしい。
みんなバラバラに生活しているような家だったので、こういうこともあるよねとは思う。

あんこを焼いた生地で挟んだそれの呼び方が、どら焼きでも三笠でも、由来がなんであっても、うまいことには違いない。ちなみに今回持っていたどら焼きは、東大の赤門の前にあるカステラがメインっぽい菓子屋のもので、口に入れた瞬間に舌全体に広がる生地の甘味とそのあとに追っかけてじわっとくるあんこの甘味の二重奏で、どちらも強すぎず、でもしっかり甘いといういい感じの品でした。また買おう。

ところで、昨日の機会飲酒からだらだらと今日も飲酒するのではないかと自分自身思っていたが、実際はそうならずに今日も飲まなかった。
飲酒しなくても満足している感がある。別に酒なくても良くないっすか?感である。そもそも飲酒しなくても良いくらい体が休めているのだろう。今後も平日は、飲むとしても一杯にとどめよう、できる限り。断酒1日目完了。

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