Thursday, November 1, 2018

行基図というもの

知らないことばかりである。
今日初めて、日本の古い地図である、行基図と呼ばれるものの存在を知った。
もしかしたら、学校で習っていたかもしれないが、微塵も記憶にない。
認識上、初めて知ったのが今日である。

この地図は、藩の概略的な形を記した地図である。藩の隣接情報と大まかな地理的状態が理解できる程度の何とも妙なものである。
ウィキペディアには、奈良時代に作られたという説があると書いてある。奈良時代と言えば、この冬、最も熱い書物である古事記もこの時代だ。奈良時代にはきっといろいろできていたに違いない。奈良すごい。

なんで行基図を知ったかというと、東洋文庫の「大♡地図展―古地図と浮世絵」という企画を友人から紹介されたからである。
この友人は、軍事おたくで、軍事に関わるニュースの仕入れには余念がないタイプのニンゲンである。
軍事に置いて地図は最も重要な情報の一つ、とのことで、企画を耳にした瞬間、東洋文庫に突撃し、いろいろ観察してきたらしい。

話を聞くだけで、興奮するくらい熱い展示であったことはわかった。
その話の中で、しきりに行基図という単語が出てきて、なにそれ?となって、冒頭の初めての認識であった。

そして次の何それ?が、東洋文庫である。どっかのパブリッシャーかと思いきや、図書館兼研究所である。あの岩崎氏が設立した機関である。

さらに、企画の名前も何それ?である。
何それ?というか、どういうテンションなの?である。
「大♡地図展―古地図と浮世絵」
しかも、ポスターが妙にかわいらしい。ピンク色である。

いろいろと濃度が高すぎる。

ほかにもいろいろあったが、情報の消化不良を起こし、理解不能な情報の高波が続いたので、頭に残っているのは、かわいい企画名の東洋文庫でのイベントで行基図が熱いということだけだった。

さらわれた情報は後々回収していくとして、とりあえず近々、東洋文庫に行こうと思う。

断酒♡6日目完了

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