Sunday, June 12, 2022

ホットプレートで焙煎

フライパン+ガス火でコーヒーを焙煎しているが、キッチン周りをチャフまみれにしてしまう問題から、専用の焙煎機の導入を検討している。

まず購入できる値段かチェック。早速、ECサイトで適当に探してみると、独立したポータブルのものは、どれもそこそこのお値段。アルコールランプみたいのに、金属の網をくっつけたような機構で2万円や5万円とか、すごい世界だった。高すぎる。新規参入すればちょっとしたお金持ちになれるんじゃないかと思うくらいだ。

次に、作れるか?と思い、DIYでググってみると、だいたいガス火の手回し式を導入しているが、ここの実験室で直のガス火を使いたくない。熱源は電気式にしたい。

そこで気が付いた。ホットプレートとかそんなんで良い。そういえば、なんかのポイントで交換したホットサンドメーカーがあるので、それで作ってみようか、と思ったもののどうやら温度の限界が少し低いっぽい。電力は550Wないくらい。あとはどうせ使わない小さいホットプレートがある。最高温度はわからんが、電力は800Wくらいなので、とりあえずそいつを使ってみる。

プレート全体に豆が埋まるように、並べる。豆は事前に洗ってきれいにしている。生豆は洗わないと汚いらしいので、ゴミと欠けた豆を取って洗うのが良いらしい。

そしてなんとなくのアルミホイルで蓋。この時点でもう加熱を始めている。

並べて加熱して3分くらいで第一ハジ。蓋を開けてみると、焼け始めている。はじっこから。とりあえずこのまま放置した。

10分くらいで第2ハジ。もしかしたら、焼けていなかったところの第1ハジかもしれない。ムラがひどくなってきたので、混ぜることにする。ホットプレート自体は1kgないくらいの軽いものなので、それごと振って豆を転がそうとしたが、四角いプレートなので、角に引っかかって混ざらない。しかたないので、スプーンで混ぜる。マーブル模様。

しばらく、放置して、混ぜてを繰り返した。チャフがあるので、見た目はマーブルに見えるが、結構良い感じにムラなく焼けている。

ここまでだいたい20分くらいで、豆の表面から油のつやが出たので完成とする。フライパンと同じくらいの時間なので、これはこれでアリな気がする。

少し冷まして、早速グラインダーで刻む。良い色。

蒸らしの感じも良い。

出かたも良いし、味も申し分ない。新鮮なコーヒーの味だ。これ、完璧じゃ?

あの何万もするコーヒーの専用焙煎機よりも、千円程度で買える電熱の汎用機で行けるやん。ただ、これ、換気装置がないところでやると、火事になってるように思われるかもしれないので、装置を作ろうと思う。

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