Thursday, June 23, 2022

相当に暑くなってきた、蒸し暑い

日中に外出する機会が増えたが、もう暑くてたまらん。
といっても、実験ルームは、コンピュータがいくつも並列で動いているため、これはこれで暑い。エアコンなんか効きやしない。
そんな中で夜まで座って遊んでいるわけだが、最終的に「あーもうだるい」となる。
そして、セブンイレブンにビールを買いに行くという日々である。
今日は、ビールの冷蔵庫の前で、ふと目を横にやるとワインコーナーがあることに気が付いた。気が付いたというか、これまで完全なるスルーだったのを気に留めてみたという感じだ。

ワインコーナーには、まばらにワインが配置されていた。その中でいくつか7と書いたラベルのワインがあった。
店の看板を背負ったラベルなんだから、きっと気合が入った輸入品だろうと思い、ざっと見ると、なかなか良い品種のブドウばかりであった。しかも安い。
特に目を引いたのが、テンプラリーニョで500円台であった。嘘だろうよ、と疑いつつも同時に「ビールより断然テンプラ!あげあげー」とか思い、結局それを買った。

結果、正解だった。
香りに意識を向けると、鼻こうを通り、ワインの甘さと渋さがそのまま脳を直接包んでくる。脳が身で、香りが皮のブドウ状態だ。
ひとくち口に含むと、うっすらと甘味があり、そのあと渋みがちりちりと追いかけてきて、最後にアルコールのキレ感が抜け、最初の甘味がじっと残ったままになる。そこまで複雑さはなく、単純な部類の味だが、その分直接的なうまみを感じる。1000円台前半くらいの価値はあるように思える。お高いワインにある酸味と苦み渋みが立ち代わり台頭するような面白さはないが、若いワイン特有のストレートな表現でも十分に楽しめた。
セブンで家飲みワイン買うのもありっちゃありだと思った。とはいえ、だいたいは行きつけの酒屋で買うけど。

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