Monday, March 14, 2022

今日、税務署前を通ると、

所用で外出する機会があり、税務署の前を通った。

コロナ対策のために、確定申告書の作成に入れる人数を絞っているらしく、私が通った14時くらいには、作成コーナーへの入場をもう締め切ったあとだったようだ。そのため、入場したい人たちからの怒号が響いていた。

どういうことかを少し説明すると、この時期、確定申告というイベントがある。これは、所得を申告して、税金を納めたり、取られ過ぎた税金を返してもらうのに必要な手続きである。しかし、多く人は一社からしか収入がないので、申告するまでもなく、税金を支払っている。つまり、複数の機関から所得があるような特殊な場合に限るものである。ただ、複数の所得がある場合、やらないと脱税とかで後からたくさん取られてしまったりするので、必ずやることになる。そして、それは基本的に税務署でやることになっている。また、このイベントの時期は1年にこの時期しかない。で、最終日が明日へと迫った日となっていたのが今日であった。
確定申告は書類を提出すればよいのだが、自分で書類を作れない人も多々いる。その人たちを補助するサービスがあるのが確定申告書の作成コーナーである。そこは、作成を補助してくれる人がいるので、毎年多くの人が利用しているようだ。
そのため、この締切ぎりぎりには、税務署に確定申告書を作りたい人が押し寄せるわけである。が、今はコロナ対策をする時代であり、密集を避ける傾向にある。税務署もそれに従い、密集を避けるようにしている。
しかし、補助というのは、人と人の距離が近くなりがちで、どうしても密集する傾向にある。そのため、人数を絞って作成の補助をするという状況になっているようだ。

そして、私が通ったときには、税務署が補助できる人数に達してしまったため、作成コーナーには整理券を持った人しか入れない状態になっていた。つまり、もう整理券は出きっていて、あとから来た人は補助を受けれない。さて、明日までに作成しないといけないのに、コロナのせいで作成できないという人がたくさんいたというわけだった。
で、せっかく来たのに入れないし、もう時間がないし、こりゃどういうことだとキレ散らかす人が多数いたわけである。
もっと早くやれば良いとか、ド正論は無意味であることは自明だが、それでも職員にキレ散らかすこともないだろうと思う。そして、キレてる人はだいたい暇人である。まともな人なら、この時期が混んで、かつコロナ対策していることくらい想像に容易い。予想できるのだから、怒る気すら起きない。キレる人はそんな容易い想像すらできないのだから、脳みそが足りないって自白しているようなものである。

さてさて、私も私で、いろんな締切を抱えてしまっている。さらに仕事の依頼が増えている。年を取るごとに増えている気がする。若い時はキレていた気がする。が、最近キレていない。諦めが先に来ているのだ。つまり、想像の範囲のことしかやっていないということだ。挑戦する人じゃなくなっているということだろうか。そう考えると、キレ散らかすくらいが良い気がする(違うのはわかっている)。

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