Monday, April 4, 2022

ティッシュで拷問感

花粉の影響が多少残っており、鼻をかむことがある。
ティッシュで。
これが間違っていたとは思えないのだが、それのせいでとんでもない激痛に見舞われた。

いつもどおり、鼻をかもうとティッシュを顔に近づけたとき、ティッシュの正方形のひとつの角が偶然、目に入った。勢いがあり、瞳に直に覆いかぶさった形になった。
そして、反射的に瞼を閉じてしまった。
すると、1cmくらいの角が瞼の裏に入り込んだ。
目が乾くのと同時に、瞼の裏がくっついて、眼球の表面をひっぱるような状態になった。
くっついてしまっているので、目を動かそうに、瞼を動かそうにもどうにもならない感じだった。
そして、痛い。
激痛という単語はこのためにあったのかと思うくらいの痛みだった。
想像しやすい例でいうと、砂が目に入るより痛かった。
これまでのどんな目への刺激よりも痛かった。

とにかくティッシュを出さないと目が取れると思い、洗面所へ向かった。
まずは、水で洗い落そうと試みた。
無駄だった。
次に、アイボンで覆った。
少し目の表面に液体が入り込み、ティッシュが柔らかくなった感じがした。
それでもまだ激痛だった。
何度もアイボンでまばたきと眼球の運動を繰り返した。
すると、少しずつ、ティッシュの切れ端が出てくる。
水分を吸ってポロポロと目の周りに落ちてくる感じだった。
目の周りを触ると、存在感がある程度のティッシュがついた。

12時間以上たってもいまだに目に違和感がある。
ティッシュは、使い方次第でとんでもない力を発揮することを知った。

No comments: